USB シリアル通信のセットアップ
ESP-IDFで開発したプログラムをESP32へ書き込むため,ESP32と計算機を接続する. このとき,ESP32 開発ボードに搭載されている USB シリアル通信用 IC に応じたドライバが必要となる.ESP32 勉強会 (2019-02-18)と同様に秋月電子通商から開発ボードを購入した場合,CP2102 が搭載されている. Linux は,多くの場合,最初から CP2102 用のドライバーがインストールされているので,一旦この手順は,無視してよい.
Mac の場合,以下の URL のページからドライバをダウンロードし,インストールする (再起動が必要).
OS のバージョンが 10.9,または 10.10 の場合,レガシードライバをインストールする.
最新のものをインストールした場合,アンインストールする.
ドライバのインストール後,ESP32 ボードと USB 接続した後,以下のコマンドを実行し,ESP32 の接続するシリアルポートのデバイス名を確認する.
code:setup.sh
ls /dev/cu.* /dev/ttyUSB*
おそらく,Mac の場合は,/dev/cu.SLAB_USBtoUART Linux の場合は,/dev/ttyUSB0 として見付かる.
このデバイス名は,プログラムの設定で利用するのでメモしておく.
上記のデバイスが見つからない場合,USBケーブルが通信に対応していない可能性がある.